大判・小判金
日本の古銭のなかでも代表的な大判・小判です。安土桃山時代から江戸時代までの約270年の間に21種類作られています。最も有名なのは慶長小判や慶長大判 で、現在でも非常に価値があり高値で取引されます。
古銭のコレクターだけではなく、一般の方まで一度は触れてみたい物として非常に人気が高く、鮮やかに光る山吹色に多くの人が魅了されます。
200年に渡り流通した硬貨は裏話も多い為コインの歴史 に魅力を感じてコレクターになる人もいます。自分の子供にも資産として受け継ぐだけではなく身近な所で歴史を感じられるコレクションです。
分金銀・丁銀
明治時代初期にかけて流通した金貨と、銀貨の総称を古金銀と言います。 その中に分金銀や丁銀があり、一分金・二分金・一朱金・一分銀・一朱銀など多種多様な硬貨が あます。古銭に応じて価値に大きな差があります。
現存数や保存状態などで希少性が評価される為、 美品かつ高品質な物を店舗にて販売しております。
江戸時代に作られたものは現存数はかなり多く、 現在でも蔵を所持する商人の家などから発見されることがあります。最も身近に江戸時代を感じられる古銭としてロマンに溢れておりますので、是非一度現物を見てみませんか。
穴銭・絵銭
円単位の貨幣が登場する前に流通していた穴銭。お金として使う事はできませんが、種類が豊富で多くの穴銭が存在しています。
歴史も長く希少価値があり、日本の歴史を感じさせる為、数ある古銭の中でもコレクターの多い古銭です。
最も古い古銭は和同開珠で、永楽通宝や慶長通宝、寛永通宝はなどは収集家の中で注目を集めており、絵銭はお守りとしても人気があります。名称にもーつーつ 平和や商売繁盛を込めて名付けられており、収集する事のみが硬貨の価値ではありません。
古銭の買取価格は年々下がっていますが、プレミア品と呼ばれるような珍しい物は今でも高額な相場で取引されています。
近代金貨
近代金貨には、明治旧1円金貨や明治旧20円金貨などがあり、日本では流通を目的として発行されました。明治30年までに発行されたものを『旧金貨』、それ以降に発行されたものを『新金貨』と言います。
世界的にも金貨の信用性や価値が認められているため、世界中何処でも同じような価値で取引をされているのが特徴です。
金貨の質量や金の相場価格、市場に出回っている枚数、保存状態など付加価値で金額は変動しますが、一定の価値を保ち続けるため資産として購入する方も増加しております。
近代銀貨・銅貨
近代金貨に比べると近代銀貨や銅貨は原材料での価格差が大きく値段が低い為、比較的入手しやすいコレクションです。
近代銀貨は貿易銀として使われた物があり、現存数が少なく価値が高い傾向にあります。もともと天皇の肖像を入れる予定でしたが取りやめて竜の図にしたなどというコインに関する小話も楽しむことができます。
銅貨は龍の図案の古銭が好評で、保存状態が良く未使用のものが高値で取引されます。銅の趣ある光沢に魅了されてコレクターになる人も多くいます。
記念硬貨
国家的行事の際に発行される収集型金貨で、昭和天皇御即位60年記念の10万円金貨や、東京オリンピック記念の金貨など多様な種類の硬貨が製造されています。
記念硬貨の中には金貨もあります。金は金融資産としても価値がある為、額面を上回るプレミアム価格で取引される物もあります。
また2018年に東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会記念硬貨も発行されました。オリンピック開催前にもかかわらず額面以上の価格がついている場合もあるので、今後更に価値が上がる可能性があり注目しておきたい硬貨です。
現行貨幣
現在、日本国内で正規の硬貨として流通している現行貨幣ですが、プレミア硬貨として譜面以上の価格が付く場合があります。それは主に発行枚数が少ない年号の硬貨、製造ミスのあるエラーコインと呼ばれる硬貨の2種類です。
硬貨によって価値の高い年号は異なるため種類ごとの確認は必要ですが、平成になってからの比較的新しい硬貨も高額な値段が付く物もあります。
希少価値の高い硬貨は、日本国内のコレクターに限らず海外からの需要も高まっております。是非この機会に財布にある硬貨の年号を確認してみてはいかがでしょうか。
紙幣
現在も使用され広く流通している紙幣は、主に明治期以降の近代紙幣に高い人気があります。
明治通宝や旧国立銀行券、新国立銀行券など様々な種類があり、格調高いデザインが多いことも特徴です。
発行数が少ない貨幣は当然希少価値が高く、他にも記番号のぞろ目紙幣や印刷ズレ、裏写り、耳付きなどのエラー紙幣も高値で買取されています。
世界にたった1枚しかないレア紙幣の収集ができる為、収集家の中でも非常に人気の高いコレクションです。